株式会社ミルインターナショナル
熊と蜜蜂とアキオさん
春よこい
Japan/2015/65min/カラー/HD
春よこいTOP写真

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福島県の奥会津/金山(かねやま)町に暮らすマタギを描いた物語である。2011年、東日本大震災・福島第一原発事故の放射能は130km離れた金山町の自然にも降り注いだ。野生動物をはじめ、町の観光資源でもあるヒメマスも汚染された。
金山のマタギは熊を撃つことだけが目的ではない。その刻々と変化する自然環境の変化を我々人類へ伝える役目をしている。福島原発の事故以来、世界中が自然との共生へ歩み始めた。自然とは何か。手付かずの自然が良い訳ではない。
人と自然が共に暮らすための術をマタギである猪俣昭夫は教えてくれた。山の神を崇拝し、山のおきてに従い熊を追う。福島県奥会津に伝わるマタギの精神をいま、猪俣昭夫は子供たちへ伝えている。

ストーリー Story


福島県奥会津の金山(かねやま)町。町の総面積の90%は森林地帯。残りの10%に約2500人が住んでいる。特別豪雪地帯に指定されている程、雪深く厳しい冬を、金山の人々は春よこいを待ちわびながら過ごしている。


その町に一人のマタギ 猪俣昭夫が暮らしている。山ノ神を敬い、生きとし生けるものすべてを尊重し山に入るその姿は、自らが自然の一部と化しているように思える。人と野生動物が重なり合って暮らす金山町。マタギは、山の息づかいをかぎながら動物を狩る。必要な数だけ狩る、それがマタギの掟(おきて)だ。


雪山を降りると日本みつばちの蜂蜜を採っている。独特の社会性を守り、生き抜く日本みつばちをこよなく愛し、その恵みを頂く。その技法を町の住民や子供たちへ受け継いでいる。


2011年3月11日東日本大震災・原発事故の影響は、新潟県に隣接するこの遥か遠い金山町にも届いた。数少ない生息地を誇る沼沢湖のヒメマスに影響している。放射能に汚染されたヒメマスの調査、回復に参加している。


そして今年もまた雪山に入っていった。

伝統の"忍び猟"の狩猟法を守り一人クマを追い雪山に消えていった。奥会津金山のマタギ猪俣昭夫を追った。

金山町
 
「春よこい」アキオさん
 
「春よこい」日本ミツバチ
 
「春よこい」ヒメマス
 
「春よこい」マタギ

トピックス Topics
猪俣昭夫


伝統を次世代に残したい


自然の調和を保つために"山を診る人"がいなければならない。それがマタギです。マタギを生業にするものが居なくなった現代、マタギの掟、精神、生活を受け継ぐ人がほぼ居なくなっています。マタギの伝統を次世代に残したい、森を守りたい、その思いで猪俣昭夫は「春よこい」に出演。あまり語られることの無かったマタギについて、言葉少なに、大切なメッセージを伝えています。
山本紀彦


ナレーション 山本紀彦(俳優)


日本大学卒業。1967年に劇団欅に入団し、1972年に三船プロダクションに移る。その後、田中プロモーション、アクターズプロモーションに所属。数多くの作品に出演し、「温厚でまじめな好漢」から「一見、人が良さそうに見えるが実は・・・」といった役まで幅広く演じている名バイプレイヤー。一時期は主役もかなりこなした。

推 薦 文  Recommendation
ニホンミツバチ


是非多くの方に観ていただきたい
玉川大学名誉教授 佐々木正巳(農学博士)


これまこれまで在来種ミツバチとそれを育む奥会津の山に思いを寄せる猪俣昭夫さんのことは知っていたが、山での動物たちとの対峙の仕方やマタギとしての精神世界は知る機会がなかった。
今回それが記録映画となった。「いま、山の自然や生き物たちがおかしくなっている、これをなんとかしなければ」という強い警鐘が、通奏低音のように全編から感じ取れる。ぜひ多くの方に見て頂きたいと思う。

製作スタッフ Staff
                                                     
出   演 猪俣昭夫(マタギ) 猪俣高子(不二屋食堂)  
協   力 福島県金山町の皆さん  
監督/撮影 安孫子亘  
主 題 曲 「夕映え」
作曲:東出五国 編曲:野崎洋一
演奏:東出五国(ケーナ) 
 
挿 入 曲 「春よこい」
作曲/編曲:秦野萌 演奏:秦野萌(ピアノ)
 
ナレーション 山本紀彦(俳優)  
録音/MAスタジオ アフタービート   
編集スタジオ 会津ジイゴ坂学舎  
翻   訳 シング麻美  
題   字 千葉清藍  
ポスターデザイン 瀬川晶 福島大学芸術による地域創造研究所  
プロデューサー ナオミ  
企画/製作/配給 株式会社ミルインターナショナル